原作者の童話作家・脇谷みどりさんとは、お互い関西在住ということもあって以前から仲良くさせて頂いており、郷里のお母さまに絵葉書を送り続けておられる事もお聞きしていました。
そのエピソードがまとめられた『希望のスイッチは、くすっ』(凰書院)にも凄く感動したし、映画化され、マドリード国際映画祭で主演の鈴木紗理奈さんが最優秀外国映画主演女優賞を受賞されたことも凄く感動でした。
原作の後日談。認知症で重症の鬱だったお母様も、回復された後、娘の脇谷さんに刺激されて自叙伝を出版されました。
現実のキセキは、あまたの小説や映画を軽々と越えていたりするのです。
お金もなく力もなく、余裕も時間もない普通の人間が運命を切り開く姿を見て、きっと貴方も頑張れるはず。
小さなことをコツコツとやり続けることを励ましてくれる素敵な作品です。
既に上映が終了した地域もありますが、これから上映という地域もまだまだあります。
脇谷さんの絵本もすっごく素敵な作品ばかりなので、ぜひご一読を!